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【MCUXpresso】NXP製マイコンの開発環境(LPCXpresso1104編)

NXP社のLPCXpresso LPC1104っていう古いマイコンボードを買ったんですけど、マニュアルとか開発ツールが付属してなくてちょっと困ってます。

最近はWEBでマニュアルとかツールを入手するのが普通だと思うよ。たしかに昔はCDとかついてたなぁ...。懐かしい。

昔、NXPはLPCシリーズというマイコンを展開しててLPCXpressoというツールが配布されてたんだけど、2015年にNXPがFreescaleを買収したときにKinetisシリーズというマイコンもサポートすることになったんだ。

困ったことにKinetisシリーズはKinetis Design Studioというツールが配布されてるので、NXPとしてはLPCXpressoとKinetis Design Studioの両方サポートしなければならなくなり、LPCシリーズとKinetisシリーズの両方をサポートするMCUXpressoというツールを新しく作ったんだよね。

そんな歴史があったんですね。そうすると私はMCUXpressoを使えばいいんですね。

その通り。但しMCUXpressoはちょっと複雑で、IDE開発環境)、SDKAPIとサンプルソフト)、CFGピン、動作周波数などの設定)、SECセキュリティ設定)を組み合わせて開発する必要があるんだ。一緒にやってみようか。※SECは今回の記事では触れません。

ありがとうございました。ぜひ教えてください。

 

この記事で解決できること

  • MCUXpressoを使ったLPCXpresso1104のデバッグ方法がわかる。

MCUXpresso IDEのインストール手順

①MCUXpressoの配布ページに行く。

ここを開きます。

≫MCUXpresso Integrated Development Environment (IDE)

②「Download」ボタンをクリック。

③サインインが求められる。ユーザ登録をするため「Register Now」をクリック。※すでに登録済の人は自分のIDでサインインする。

<個人で登録するときの記載例>

Full Company Name:Indivisual(個人

Company's Primary Business:Other(その他

Job Description:Other(その他

Business Title:Indivisual(個人

Work Phone:+81を付けて電話番号を記入

Prefeffed Distributor優先販売業者):No Preferences(指定なし

④IDEをダウンロード

MCUXpresso IDE」をクリック。

License Agreementが出てくるので「I Agree」をクリック。

私の環境はWindowsなので「MCUXpressoIDE_11.1.1_3241.exe」をダウンロード。※自分の環境に合わせてダウンロードしてください。バージョンは適宜UPDATEされると思うのでこの例と違っていても問題ありません。

⑤インストーラをダブルクリック

ダブルクリックします。

「I accept the agreement」を選択し「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Install」をクリック。

インストール実行中。

途中でドライバのインストールをするか4回聞かれるのですべてインストール。

「Next」をクリック。

「Finish」をクリック。

IDEが立ち上がる。

ファイアウォールの警告が2つ出るので「アクセスを許可する」をクリック。

IDEが起動した。CFG(Config ToolsSDKをなんとかしなければならないので一旦保留。

MCUXpresso CFG(Config Tools)のインストール手順

①MCUXpresso Config Toolsの配布ページに行く。

ここに行く。

≫MCUXpresso Config Tools - Pins, Clocks, Peripherals

②ダウンロードする。

私の環境はWindowsなので「MCUXpresso Config Tools, Windows installer」をダウンロード。※自分の環境に合わせてダウンロードしてください。バージョンは適宜UPDATEされると思うのでこの例と違っていても問題ありません。

License Agreementが出てくるので「I Accept」をクリック。

勝手にダウンロードが始まる。※始まらなかったら「Download」ボタンを押す。

「ファイルを保存」をクリック。

③インストーラをダブルクリックする。

「Next」をクリック。

 

「Next」をクリック。

「I accept the terms in the License Agreement」を選択し「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Install」をクリック。

インストール中。

 

「Finish」をクリック。

Config Toolsが起動した。

このツールの改善に協力してくれ的なメッセージが出たので「OK」をクリックした。協力したくないときは「Edit」→「Preferences]からOFFにできるみたい。今回NXPの標準ボードであるLPCXpresso LPC1104を使うので「Create a newstandalone configuration for processor, board or kit」を選択して「Next」をクリック。

「Board」をクリック。

NXPの標準ボードであるはずのLPCXpresso LPC1104がリストに存在しない。残念...。念のためSDKビルダーも見てみることにした。

MCUXpresso SDK(SDK Builder)のページに行く

①MCUXpresso SDK Builderのページに行く。

ここに行く。

≫MCUXpresso SDK Builder 

②「Select Development Board」をクリック

さっきと似たような画面。嫌な予感がするが「Boards」をクリック。

全体は表示できていないが、NXPの標準ボードであるはずのLPCXpresso LPC1104がリストに存在しない。手詰まり。

さて困った…。

MCUXpresso概要と当面の開発方法というページに行きついた。どうも古いNXPのマイコンはSDK、CFGともに未対応とのこと。なんてこった...。でもSDKとCFGを使わずに古いNXPマイコンをMCUXpressoで開発できると読み取れるので、試してみよう。

MCUXpresso IDEを起動

①「Create a New Project」をクリック

「Go straight to the Wizard」をクリック。

「Peripheral MCUs」→「LPC1102」→「LPC1104」をクリックすると「LPCXpresso1104」が出てきたのでクリック。この状態で「Next」をクリック。

「C Project」をクリックし「Next」をクリック。

「Project Name」に「test」と入れて「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Next」をクリック。

「Create 'inc' directory and add to path」をONにして「Finish」をクリック。

プロジェクトが生成されたというメッセージが出るので「OK」で閉じる。

プロジェクトが生成される。※LPCOpenのプロジェクトがインポートされてますがLEDが点滅するサンプルを試したところエラーが出て止まってしまったので、今回は普通の(LPCOpenがついていない)Cプロジェクトで実験しています。

メニューからこれをクリックする。

こんなのが出てくるので「OK」をクリック。

main関数でブレークしました。

まとめ

今回は古いNXPボードLPCXpresso1104を試してみましたが、MCUXpressoのCFG、SDKはサポート外だったので試せませんでした。次回はCFGSDKがサポートされている新し目のNXPボードFRDM-KL25Zを試してみます。

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ペイヴメント

ペイヴメントのエンジニア塾(当ブログ)では20年以上の経験から得られたプログラミング系ノウハウについてベテランにも満足して頂けるような内容の濃いコンテンツを初心者にも分かりやすい形で日々発信しています。【経歴】ベンチャーのソフトハウスで4年勤務後、精密機器メーカーのソフト開発部門に勤務し今に至ります。

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