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【USB OTGケーブル】スマホ・タブレットにキーボードとかマウスを繋げる方法

【※ 当記事は2020年7月2日時点の情報です】

ペイヴメント(@pavement1234)です。

エンジニア
エンジニア
スマホ・タブレットに
USBキーボード、マウスを繋げる方法を知りたい
(USB OTG利用)


スマホ・タブレットにBluetoothじゃなくて
USBのキーボードとかマウスを繋げたいんですが、
スマホ・タブレットってUSBデバイス(子機)なので、
PCみたいにUSBホスト(親機)が無いとマウスとかキーボード繋げられません。

そういう場合、USB OTGケーブルっていうのがあって、
USBデバイス(子機)をUSBホスト(親機)に変換できるんです。

USBホスト(親機)とUSBデバイス(子機)の話

USBホスト(親機)はこんな感じ。
PC側はUSB Aソケット(画像上)になっており、
ケーブル側はUSB A端子(画像下)になっています。

 

 

 

 

 

 

 

USBホスト(子機)はこんな感じ。
スマホ・タブレット側はUSB microBソケット(画像上)になっており、
ケーブル側はUSB microB端子(画像下)になっています。
※最近はType-Cが主流ですね。

 

 

 

 

 

 

 

普通はこんな感じに
USBホスト(親機)にUSBデバイス(子機)がつながる形になっていて、
USBデバイス(子機)同志はつながりません。

USB OTG(USB2.0サポート、Android3.1以降、iOS 7以降
に対応したスマホとケーブルを使うと、
状況に応じて親機と子機の役割を変えることができます。

例えば以下のように、
PCとスマホをつなぐときはスマホ側がUSB OTG(子機)になり、
スマホとマウスを繋ぐときはスマホ側がUSB OTG(親機)になります。

この仕組みを使うことで
スマホ・タブレットにUSBマウスとかキーボードを繋ぐことが出来るわけです。

この辺りはこのページに詳しく書いてあります。
≫参考:3分でわかるシリーズUSB On-the-Go(OTG)

実際にやってみる

ちょっとわかりにくいですが、
スマホに【USB OTG-USBハブ変換】を接続し、
USBハブにUSBマウスとUSBキーボードを繋いでいます。
スマホ画面にマウスカーソルが出るのがちょっと新鮮。

 

 

 

 

 

USB OTG-USBハブ変換はこれです。
USB microB端子をスマホに挿すと、
スマホにUSBハブを繋いだ状態になります。

スマホがType-Cだったので、
USB microB端子をType-C端子に変換するやつも買いました。

まとめ

今回、スマホにUSBマウスUSBキーボードをつなぎましたが、
USBメモリとかUSBゲームコントローラ
Android上でエミュレータを動かすため)なども接続できます。
いろいろ応用範囲が広くて便利ですので、試してみてください。

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ペイヴメント
ペイヴメントのエンジニア塾(当ブログ)では20年以上の経験から得られたプログラミング系ノウハウについてベテランにも満足して頂けるような内容の濃いコンテンツを初心者にも分かりやすい形で日々発信しています。【経歴】ベンチャーのソフトハウスで4年勤務後、精密機器メーカーのソフト開発部門に勤務し今に至ります。
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