【※ 当記事は2020年7月2日時点の情報です】
ペイヴメント(@pavement1234)です。
ラズパイ4を動かすために最低限必要なことを知りたい。
こんな悩みを解決します。
ラズパイ4(Raspberry Pi version4)を購入するときに、何を買えばいいのか。Amazonでセットが販売されてますがケースとか要らないし。逆にキーボードとかマウスは要るし 何が無いと困るのか。ラズパイは情報過多で迷いやすい中、この機材を買っとけば間違いないってやつを知りたいし、Raspbianっていう標準のLinux OSのインストール方法も知りたい。
1つずつ整理していきます。
買うものリスト
ラズパイ4本体 約7,400円
これがないと始まらない。いずれAIとかやりたいなら4GB版を買っとくと安心。2GBなら5,800円ぐらい |
microSDカード(128GB) 約2,300円
Trancsendの128GB買っておけば安心。もっと小さいサイズでも使えるが最低8GBは必要 |
SDカードリーダー 約1,000円
SDXCカード対応にしておけば64GBを超えるサイズも書き込みできるから安心。8GB書くだけならSDXC非対応の古いSDカードリーダーでもおそらくOK |
5.1V3A電源 約1,500円
たぶん5V2Aとかでも動くと思うけど推奨品を買っておいたほうが安心 |
マイクロHDMIからHDMIに変換するアダプタ 約1,000円
ラズパイ4はマイクロHDMIなので変換アダプタが必要。おそらくこんなの持ってる人少ないのでは? |
HDMIケーブル 約1,000円
ラズパイ4は4K対応なのであると良いが、フルHDまでしか使わないなら普通のHDMIケーブルで良し |
USBマウス 約800円
正直なんでも良いが、USB3.0はPCI ExpressのPHYを使ってることがあり2.5GHz近傍にノイズを出すため無線マウス(2.4GHz)に干渉するらしいので有線マウスが良いかも |
USBキーボード 約1,000円
正直なんでも良いが、上と同じ理由で有線キーボードが良いかも |
合計 約16,000円 何も持ってなくても16,000円あればラズパイ4をフルスペックで動かすための機材が一通りそろうけど、ラズパイ動かすような人はマウス、キーボード、SDリーダなどを既に持ってると思うので、手持ちの機材があるならそれを使えばOK。だが、ラズパイ本体、マイクロHDMIからHDMIに変換するアダプタは新規購入になることが多いと推測。青字のみ足すと約8,400円 |
インストール手順
①Raspbianのイメージを配布しているページに行く
ここを開きます。
≫Raspberry Pi OS (previously called Raspbian)
②「Raspbian Buster with desktop and recommended software」をダウンロード
2.5GBあるイメージをダウンロードします(3つあるリンクの左上)。ちなみにこれをSDカードに書き込むと8GBぐらいに膨れます。

③イメージ書き込みツールを配布してるページに行く
ここに行きます。
④イメージ書き込みツールをダウンロード
私はWindows10なので一番上の「Raspberry Pi Imager for Windows」をダウンロードしました。
⑤イメージ書き込みツールをインストール
インストーラをダブルクリック。
「Install」をクリック。
「Finish」をクリック すぐに「Raspberry Pi Imager」が立ち上がる。
⑥イメージ書き込み
1. 「Raspberry Pi Imager」の起動画面。OSとSDカードを選ぶ必要がある。
2. OSは先ほどダウンロードした「2020-02-13-raspbian-buster-full.img」を選択。SDは8GBのものを使った。
指示に従いSDカードを取り出します。
動作確認
①機材セッティング
②ブートする
1. 起動直後の画面
8. コンプリート 「Restart」をクリックし再起動。

ここまで来れば一安心。次回ブートからLinuxデスクトップPCとして利用できます。ラズパイ4の設定を変えたりするのは次回以降の記事でご紹介します。
実は…。
モニターのHDMIポートが空いてなくてHDMIをVGA(RGB)ケーブルに変換 電源はラズパイ3の5V2.5Aのもの SDカードは8GB と、さっき書いた機材よりだいぶショボいのですが、ちゃんとLinuxが起動できてますので、あまり細かく考えず手持ちの機材を使ってみるとよいです。

まとめ
LinuxイメージはRaspbianが標準っぽいですがUbuntuのイメージもあるみたいですね。あと、Yocto Project(組込Linuxディストリビューションを標準化したプロジェクト)にラズパイのBSP(Board Support Package)があった気がするから今度調べてみます。ちなみにラズパイ4はCPUパワーが大幅UPしてるのでカメラ繋いでAIで解析したりができる予感。今後いろいろ弄り倒していきたいと思います。
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