【※ 当記事は2020年7月2日時点の情報です】
ペイヴメント(@pavement1234)です。
USBを仮想化する方法を知りたい。
目次
ノートPCにごちゃごちゃUSBデバイスを接続するのが嫌で、
USB 、無線化などでいろいろ調べた結果、
USB接続を無線LANで仮想化するためのデバイスサーバーなるものを発見しました。
サイレックス・テクノロジー USB3.0対応デバイスサーバ DS-600
めちゃめちゃ便利です。
無線ルーターとDS600をつなぐために
イーサネットポートが必要
早速DS-600を購入したのですが、1つ問題があることがわかりました。
デバイスサーバは無線ルーターのイーサネットポートに繋ぐ必要があるのですが、
我が家はWiMAXのモバイルルーターを使っているのでEthernetポートがありません。
困った…。
ちょっと前に
バッファロー製の無線ルータ(IEEE802.11ac)を売ってしまったばかりなので
新しいルータを買うのもなんだかなぁ…という感じ。
Amazonでしばし物色したところ
TP-Link WIFI 無線LAN 中継器 11ac/n/a/g/b 433+300Mbps 11ac対応 3年保証 RE200という
3000円ぐらいの無線LAN中継器(リピータ)を発見しました。
RE-200にはイーサネットポートが付いているので、
WiMAXモバイルルータ→RE-200→DS-600という接続が出来そう。
無線LAN中継器(RE-200)と
デバイスサーバー(DS-600)を
こんな感じにつなぐことで接続問題は解決した
予想通りこんな感じにつなぐことで、
WiMAXモバイルルーターとDS-600をつなぐことができました。
実物はこんな感じです
(無線LANで接続するPCは入れてません)。
ちょっとごちゃごちゃしていますが、
そこは致し方なし。
デバイスサーバー(DS-600)をつなぐと
何ができるの?
デバイスサーバー(DS-600)で何ができるかというと、
例えばPCから無線LAN経由でDS-600に接続したUSB-HDDに接続できるのです。
PCとUSB-HDDは物理的につながっていませんが、
あたかもつながっているような振る舞いをします。
これを実現する技術を仮想USBと言います
(但し、PCソフトが必要です)。
要するに普通のUSB-HDDをNAS(ネットワークHDD)にできるわけです。
USBでつながる機器であれば、
HDDだけでなく、プリンターなど色々な機器がつながります。
※但し私が持っていたBuffaloのUSB-DVDドライブはイマイチでした。
認識はするもののブチブチ切れました。
相性がありそうです。
ふーん…って感じかもしれませんが、
いまどきの薄型ノートPCはUSB3.0のポートが1~2個しかついてないケースが多く
DS600を導入することでUSBの配線がすっきりします。
DS-600を導入する前は机の上がUSB配線だらけでしたが、
いまは机の上にPC1台あればOK。
快適です。
導入前
USB3.0ポートをHUBで拡張していてごちゃごちゃしています。
導入後
USBケーブルが無くなりスッキリしました
(代わりにUSBデバイスサーバ側にUSB機器がごちゃごちゃ付きます)。
PCソフトのダウンロードと使い方
SX Virtual Linkという仮想USB管理のソフトウェアを使って、
PC側から「機器につなぐ」操作をするとアクセス件が取れます
(同時に複数台でUSB機器を共有することはできません)。
詳しくはこちらをご参照ください。
≫SX Virtual Link ソフトウェアのダウンロード
≫DS-600デバイスサーバ
余談
リピータを中継させたことにより、
自宅の無線LAN電波のカバーエリアも広がり一石ニ鳥な感じとなりました。
しかし欠点もあります。
無線マウスのレシーバーをDS-600に接続したところ、
マウスが使えなくなりました…。
PCと無線マウスのレシーバー間の距離が遠くなりすぎたことが原因です。
というわけで、無線マウスのレシーバーだけはPCに直結。
同様にBluetooth系のUSBドングルなども使えなくなると思うのでご注意ください。
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