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【ネットワーク】パソコンの無線LANアダプタをアクセスポイント(SoftAP)にする方法

安全に接続できる無線LANルーターが無い環境(例:公衆Wi-Fiしかない喫茶店など)でパソコン同士を無線LANで直接つなぎたいと思ったことありませんか?

無線LANって親機(アクセスポイント)子機(ステーション)をつなげて通信するものですよね。パソコンの無線LANアダプタって子機(ステーション)にしかなれませんよね。

どうやってつなぐんですか?

全ての機種ではありませんが、親機(アクセスポイント)になれる無線LANアダプタがありますので、判別方法と設定手順をお教えします。

この記事で解決できること

  • パソコンを無線LANアクセスポイント(SoftAP)にする方法を知ることが出来る。

パソコンの無線LANアダプターが親機(アクセスポイント)になれるかどうかの判別方法

①デバイスマネージャを開く

Windowsマークを右クリックする。

「デバイスマネージャ」をクリック。

➁デバイスマネージャのメニューから「表示」→「非表示のデバイスの表示」を選ぶ

③「Microsoft Hosted Network Virtual Adapter」があるかどうか見る

「Microsoft Hosted Network Virtual Adapter」があればSoftAPになれます。

 

【参考】

Intel系の無線LANチップはSoftAPモードに対応していないものがあります。

Intel(R) Wireless-AC 9560

Intel(R) Wireless-AC 9462

Intel(R) Wireless-AC 9461

Intel(R) Wireless-AC 9260

Intel(R) Dual Band Wireless-AC 8265

Intel(R) Dual Band Wireless-AC 3168

Intel(R) Tri-Band Wireless-AC 18260

Intel(R) Dual Band Wireless-AC 8260

Intel(R) Tri-Band Wireless-AC 17265

Intel(R) Dual Band Wireless-AC 7265

Intel(R) Dual Band Wireless-N 7265

Intel(R) Wireless-N 7265

Intel(R) Dual Band Wireless-AC 3165

デバイスマネージャーの「ネットワークアダプター」にあるWirelessデバイスを開くと型番が調べられます。

無線LANアダプターを親機(アクセスポイント)にする手順

①コマンドプロンプトを管理者権限で起動

スタートメニューを開き「cmd」と打ち込むとコマンドプロンプトのアイコンが表示されるので、右クリックし「管理者として実行」をクリック。

②Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapterの有効化

コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行。

 command
> netsh wlan set hostednetwork mode=allow
ホストされたネットワーク モードは許可に設定されています。

③Microsoft Virtual WiFi Miniport AdapterのSSIDの設定

コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行。

 command
> netsh wlan set hostednetwork ssid=PAVEMENT1234_SSID
ホストされたネットワークの SSID が正常に変更されました。

【注意】

SSIDを設定しないとPCのコンピュータ名がSSIDになってしまいます。セキュリティ的にヤバいためSSIDを設定しましょう。

④Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapterのパスワード(Preshared-key)の設定

コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行。

 command
> netsh wlan set hostednetwork key=pavement1234_psk keyusage=persistent
ホストされたネットワークのユーザー キー パスフレーズが正常に変更されました。

無線LAN子機(ステーション)から無線LAN親機(アクセスポイント)に接続する際、入力するパスワードを設定します。今回はpavement1234_pskと設定しました。WPA2-PSKなので8文字以上です。

⑤SoftAPのサービス開始

コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行。

 command
> netsh wlan start hostednetwork

 

「ネットワークと共有センター」→「アダプタの設定変更」の「Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter」の名前が自分の設定したSSID「PAVEMENT1234_SSID」に変更されていれば設定OKです。

 

ここまで出来たら、PC、スマホ、タブレットなどから「PAVEMENT1234_SSID」を探し、パスワード「pavement1234_psk」を入力することでつなぐことが出来ます。

たとえばPC同志であれば、フォルダ共有でデータの交換ができるようになるので、非常に便利です。

 

【注意】

PCを再起動するとSoftAPのサービスが止まってしまうので、再び親機(アクセスポイント)にしたい場合は本手順をもう1度実行してください。

無線LANアダプターを子機(ステーション)に戻す手順

①SoftAPのサービス停止

コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行。

 command
> netsh wlan start stop hostednetwork

②Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapterの無効化

コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行。

 command
> netsh wlan set hostednetwork mode=disallow

これで子機(ステーション)に戻りました。

まとめ

PC同志を無線LANで接続するために、片側をSoftAP(親機)にする手順をご紹介しました。

普通は必要ないと思いますが、イザというときに覚えておくと便利ですよ。

 

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ペイヴメント

ペイヴメントのエンジニア塾(当ブログ)では20年以上の経験から得られたプログラミング系ノウハウについてベテランにも満足して頂けるような内容の濃いコンテンツを初心者にも分かりやすい形で日々発信しています。【経歴】ベンチャーのソフトハウスで4年勤務後、精密機器メーカーのソフト開発部門に勤務し今に至ります。

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